金沢、主計町





《金沢主計町・その1》

JR金沢役から市の中心部へ。
右上がJR金沢駅、そこから右下に「むさし」の交差点。
国道157号・159号、県道10号が金沢城址をぐるっと囲む。
金沢城址の北東を斜めの横切るのが浅野川。
その右手にあるのが、卯辰山。







《JR金沢駅正面 2008/02/02》

巨大な木製の門が迎えてくれる。





《旧近江町市場 2008/02/03》

今はビルになってしまったらしいが、昔は趣があって、
活気のある市場だった。
北陸と言えばズワイガニだが、香箱ガニのおでんも美味い。





《橋場の信号・金沢文芸館 2008/02/03》

旧北国銀行の建物、いまは金沢文芸館となっている。
2階には、五木寛之文庫がある。








《金沢主計町・その2》

「むさし」の信号から国道159号を真っ直ぐ行くと、
「橋場」の信号に突き当たる。
信号を右(下)に曲がり、左手にあるのが「金城樓」。
左(上)に曲がると、浅野川大橋となる。
橋のたもとを左には行ったところに、『主計町茶屋街』がある。







《泉鏡花記念館 2008/12/24》

この正面には、佃煮の「佃屋本店」がある。
また、裏手には金沢蓄音機館や菓子文化会館もある。





《木津屋旅館 2008/02/03》

「浅野川沿いの主計町、この先は中の橋となる。





《えんや 2008/12/24》

覗いてみる勇気のなかった木津屋旅館わきの「えんや」。







《金沢主計町・その3》

浅野川大橋のたもとを左にはいると、すぐ左に小径がある。
細い路地の左手には「源法院(げんぽういん)」があり、
この一体が、主計町の茶屋街となる。
NTT西日本金沢病院下の久保市乙剣宮の右側から階段を降ると、
主計町事務所(昔の検番)があり、この坂を『暗がり坂』と言う。







《源法院の通り 2008/02/3》

「浅野川沿いの道を一本はいると、時を超えたような情緒ある風景。
この先、左に曲がると「暗がり坂」がある。







《暗がり坂 2008/07/20》

「わしゃはあの坂をおりるとき、カマイタチにやられたわいね」
父親は、凛が小学生の時にそう言った。







《あかり坂 2008/07/20》

源法院の小径、「暗がり坂」の手前にある見のがしてしまいそう脇道。
その先に「あかり坂」がある。







《あかり坂 2008/07/20》

細い階段の先に、あかりが見える。







《あかり坂 2008/07/20》

「あかり坂は、あがり坂−」
そうつぶやきながら、凛は坂の石段を一歩ずつのぼっていった。
(了)