旅行記[2008/01/16・Vol.18 孔子廟 in長崎]




これぞ、中国!

眼鏡橋の近辺には、タクシーが良くまわってくる。
もちろん観光客目当てだろう。
私もタクシーに乗り、運転手さんに行き先を『孔子廟』と告げた。

中型車なので、初乗り500円。
眼鏡橋から孔子廟まで800円。
この孔子廟、1893年清国政府と在日華僑が協力して造ったと言うから、
かなり歴史的にも古いものである。
もちろん、その後何度も改築しているので、今の建物はかなり新しい感じ。
第一印象は、とにかくハデっ!
崇福寺は時を経て風格があったけど、ここは中華街のイメージだね。
日本のお寺には、わびさび的な雰囲気が多い。
しかし、それも時を隔てたからなんだね。
創建当時は極彩色のキンキラキン。
今で言えば○○ヒルズのように、当時の人の度肝を抜いたものが多かった。
でも、なかには千年も経って色褪せて、それが日本のお寺のイメージになった。
初めからじゃないんだね。

さて話しを孔子廟に戻そう。
ここも中の撮影はご自由にとのことだった。
ぶっとい線香もあげて、いろいろお願いをし、写真を撮らせていただいた。
そもそも孔子と言う人は、常識人で超越的な神について語ることなく、
また永遠の問題にも冷淡であったそうだ。
彼の関心は現実の人生にいかに処すべきかにあり、
理想は高邁に走らず、卑近な現実のなかに求めたとのことである。
人間相互の愛情を重んじて道徳政治を説き、後世、儒家の祖と仰がれた。
と物の本に書いてある。

孔子廟なんて言うと、余りピンと来ない人も多いかも知れないが、
「論語」とか「湯島聖堂」と言えば、知っている人も多いだろう。
まぁ、興味があったら↓をご覧になっては如何だろうか。

http://www4.cncm.ne.jp/~rekidai-museum/koushibyo/index.html


今度、湯島聖堂にも行ってみようかな。





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