展覧会[2005/03/21・Vol01 Gare・Lalique・Gogh]




散歩がてらに、行きたいと思っているが...

  昨日(3/20)の日曜美術館では、ガレをやっていた。と言っても、見ていないのだが...
さて、4月3日まで両国の「江戸東京博物館」で、『フランスの至宝−エミール・ガレ展』が行われている。ガレと言えばすぐに思い浮かぶのが「ガラス器」であるが、実は家具も有名なのである。ガラス器は結構「デコ」で好みの別れるところであるが、家具は木であるため日本人にも馴染みやすい。でも、もう後2週間で終わってしまうのだ。早く行かなくては...
 ガレが出てくれば当然話題にしたいのが、ラリックだ。ラリックはガレよりも日本人受けしているようで、いろいろなところで見ることが出来る。そして先週の土曜日(3/19)にオープンしたのが、『箱根ラリック美術館』だ。仙石原にあり、近くには『星の王子さまミュージアム』や『ガラスの森』などある。ここは出来たばかりなので、焦ることはないがいずれ是非行ってみたいと思っている。
 最後に取り上げるのは、竹橋近くの東京国立近代美術館で明後日(3/23)から開催される『ゴッホ展−孤高の画家の原風景』だ。目玉はなんと言っても「夜のカフェテラス」だ。この絵は、ゴッホにしては珍しく「ほのぼの」と感じるのは僕だけだろうか。それは、カフェテラスの黄色に暖かみを感じるわけであるが、揺らめくような筆遣いがあまりないもの理由かもしれない。この画面には、ゴッホ特有の精神的に不安を感じさせるものがないのである。例えば、『カラスのいる麦畑』も同じような色使いであるが、たとえ「カラス」がいなくても不気味さと不安定感を取り除くことは出来ないだろう。そんなゴッホを見に行ってみませんか。